Android用USBドライバの更新ができない

Androidアプリを実機でデバッグするにはUSBドライバが必要になる。
USBドライバはAndroid SDKに含まれており、私の環境では下記フォルダにある。
OSはwindows7

C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk-windows_r9\google-usb_driver

usbドライバのフォルダがない場合は、SDK Manager.exeを実行してUsb Driver Packagesをインストールする。
私の環境にはフォルダがあったので、Android端末(実機)をOSにUSB接続した。しかし、デバイスドライバのインストールダイアログが表示されない(USBを接続した場合に表示される、「新しいハードウェアが見つかりました」という画面)。

コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→デバイスとプリンタ→デバイスマネージャーを実行して、ADB Interfaceを選択してドライバーの更新を行ったところ、USBドライバがないと言われた。
フォルダはあったが、中身はなかったので、SDK Manager.exeを実行してUsb Driver Packagesをインストールすることにした。

ところが、またもトラブル。下記のメッセージが表示されて、インストールできない。

Skipping 'Android SDK Tools, revision 10'; it depends on 'Android SDK Platform-tools, revision 3' which was not installed.
Downloading Android SDK Platform-tools, revision 3
File not found: C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk-windows\temp\platform-tools_r03-windows.zip (アクセスが拒否されました。)
Downloading Documentation for Android SDK, API 11, revision 1
File not found: C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk-windows\temp\docs-3.0_r01-linux.zip (アクセスが拒否されました。)
Skipping 'SDK Platform Android 3.0, API 11, revision 1'; it depends on 'Android SDK Tools, revision 10' which was not installed.
Downloading SDK Platform Android 2.3.3, API 10, revision 1
File not found: C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk-windows\temp\android-2.3.3_r01-linux.zip (アクセスが拒否されました。)

うーん、わけがわからない。
File not foundだから、無いんだろうけど、アクセスが拒否されたとも書いてあるし、どっちやねん。無いものは無いし、手動でzipを持ってきてtempフォルダに配置するのもおかしい気がしたので、アクセスが拒否された原因を推測して、その推測が正しいかを検証することにした。

アクセスが拒否されたということは、SDK Manager.exeがフォルダへのアクセスする権利が与えられていないということか。いや、SDK Manager.exeの実行ユーザがフォルダへアクセスする権利が与えられていないということだな。windowsでのパーミッションの付与ってどうするのか。いや、そんなことしなくてもlinuxでいうとこの、suで実行できればいいのか。でもその方法ってどうするんだ。

分からなかったので、調べたらありました。そりゃそうだ・・・。
http://kb2.adobe.com/jp/cps/230/230789.html
これによると、

Windows 7/Vista では、コンピュータに管理者アカウントでログインしている場合でも、コンピュータを使用するユーザ全員に影響する変更がユーザによって行われるのを防止するため、通常の操作は標準アカウントと同じ権限で実行されています。このため、アプリケーション実行時にすべての機能が表示されない、あるいは必要なファイルへのアクセスが制御されてエラーが表示されるなどの問題が発生する可能性があります。これらの問題の多くは、アプリケーションを管理者として実行することによって解決することができます。標準アカウントでログインしている場合でも、管理者アカウントのパスワードを入力することで管理者特権を有効にできます。

知らなかった。