Appendix以外だが、読んだ。というか実践した。
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Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築
- 作者: 玉川憲,片山暁雄,今井雄太
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: 単行本
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実践を終えての纏めをしておく。書評というタイトルにしたが、そんなに偉そうなことは言えないレベルなので書評というよりも感想。思ったことを書くだけ。
◎これまでの学習
本は使用したけど、本の順番通りに勉強したわけではないし、章立ても揃っていないです。
「AWSを始める 〜 1.仮想サーバの立ち上げ」
「AWSを始める 〜 2.SSHを使用した仮想サーバへの接続」
「AWSを始める 〜 3.仮想ネットワークの作成」
「AWSを始める 〜 4.設定したVPCにインスタンスを作成する」
「AWSを始める 〜 5.新しく作成したインスタンスにSSHで接続する(※プライベートキーを無くした)」
「AWSを始める 〜 6.ミドルウェアのインストール 〜 Apache Web サーバ」
「AWSを始める 〜 7.プライベートサブネットにDBサーバ用のインスタンスを構築する」
「AWSを始める 〜 8.NATサーバを構築してインターネットへ接続できるようにする」
「AWSを始める 〜 9.DBサーバにMySQLをインストールする」
「AWSを始める 〜 10.WebサーバにWordPressをインストールする」
◎今回の内容
全体を読んで、実践した感想
まず、読んで良かったかどうかというと、良かった!
ただ、読んだ後だから言えるのだが、今度買おうかと思うと恐らく買わない。なぜなら、オンラインドキュメントが充実しており、それを読むと本と同等の知識はもちろんのこと、それ以上の内容を学習することができるから。AWSドキュメントは本当に詳しい。
ただし、英語ドキュメントへの参照が多いので、英語を読むのが苦痛でたまらないという人は、今回の本を購入すれば良いと思う。
この本は、AWSを使用したインスタンスの作成方法やサーバ構築の手順を記載している。概念的なことも補助的に解説があって良い。
たしかに、オンラインドキュメントは詳しいが、詳しすぎてどこから手をつけて良いか戸惑うかもしれない。なので、この本をインデックスとして利用し、詳しい部分はその都度オンラインドキュメントを参照するという利用方法がいいかもしれない。
もっとも、オンラインドキュメント(英語版)が最新版だからそれを参考にすべきというのが正しい姿のような気もするので、この考え方は発売から2ヶ月ほどしか経過していない今だけ有効な考え方かもしれない。
タイトルに「ネットワーク&サーバ構築」とあるが、ネットワークの勉強は、AWSに限定しないネットワークの本を購入して勉強すべきだと思う。本書の中でも「AWSでは〜と呼ぶが」といった記述が見られる。その時に、一般的な用語を知らないと理解できないので。だから自分は別途、次の本を購入して勉強している。逆にこの本だけだと具体的な例が足りなくて実感がわかないということもあるから自分にとってはバランスが大事。
![インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51%2Bm3pK8uoL._SL160_.jpg)
インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
- 作者: みやたひろし
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/03/12
- メディア: Kindle版
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最後に、Appendixを読んでいない。しかし、Appendixにテンプレートを使用したデプロイの紹介がされている。「AWS CloudFormation Documentation」のこと。ここまで実践しないと意味が無いので、このへんも別の機会に勉強していこうと思っている。また、監視をどうするかについても簡単に触れられており、「Amazon CloudWatch」というものがあるらしい。これも使ってみよう。ZabbixやNagiosをインストールして監視するのもいい。
オンプレミスでSIをしていると、ZabbixやNagiosを使うことが多い(Tivoriもあるけどね)が、「Amazon CloudWatch」で何をどこまで実施できるのかを把握しておく必要はある。
また、本書ではあまり触れられていないが、セキュリティはどうすればいいのだろう。NATサーバを構築してセキュリティを向上する方法が紹介されているが、この辺は非常に重要なテーマなので、よくよく考えていきたい。