NetBeansを使用してプロファイリングを行う

簡単に操作手順をメモしておく。

ざっと、下記の4つの流れで実施する。

  1. クライアント側(IDE)での操作
  2. プロファイリング対象サーバでの操作
  3. サーバの起動とポートの開放
  4. プロファイリングの実施

順番に説明する。

1.クライアント側(IDE)での操作

  • IDEツールバーのプロファイル→プロファイラのアタッチを行う。

アタッチモードの変更をクリックする。

  • アタッチウィザードが開いたら、ターゲットタイプを指定する。

JavaのWEBアプリの場合だと、J2EE Web/アプリケーションサーバを選択する。サーバタイプは、tomcatJBossWebLogicなどがあるが、明確な製品名が見当たらない場合は、汎用Web/アプリケーションサーバを選択すると良いようだ。実際、Resinを使用した場合は今選択でアタッチが可能であった。

  • アタッチ方法とアタッチ呼び出しを指定する。
  • リモートシステムを指定する。

ホスト名にはプロファイリング対象サーバのIPアドレスを指定する。

  • リモートパックを生成する。

ここで作成したリモートパックをプロファイリング対象サーバに移動する。

2.プロファイリング対象サーバでの操作

  • リモートパックの配置

 配置場所は任意である。

  • リモートパック内のcalibrate.batを実行する

 実行するとOSへのログインユーザのホームディレクトリに.nbprofilerフォルダが作成される。

  • サーバの起動バッチのjvm起動オプションにリモートパックのバッチに記載のあるjvm起動オプションを追加する

 java6の場合、profile-16.batに下記オプションがあるので、それを利用する。

-agentpath:“%~dp0\..\lib\deployed\jdk16\windows-amd64\profilerinterface.dll”=“\”%~dp0\..\lib\“”,5140 %*

3.サーバの起動とポートの開放

  • 先ほどリモートパックのjvmオプションを追記した起動バッチを実行する
  • プロファイラをアタッチするための待ちうけポートを開放する

 プロファイリング対象サーバのポート5140をアタッチ用として開放する。

4.プロファイリングの実施

  • マニュアルに従ってプロファイリングを実施する。


以下、参考資料。
NetBeansについて
http://www.oki-osk.jp/esc/debugtool/netbeans.html

◎NetBeansProfilerについて
http://www.oki-osk.jp/esc/debugtool/netbeans6.html