2013年3月第4週のEUR/USD週足チャートとIMMポジションの関係

週次のIMMポジション数と週足チャートの確認。
前回のエントリー「2013年3月第3週のEUR/USD週足チャートとIMMポジションの関係」では「基本的には下落目線で1.30080付近でショートを狙いたいと考えている。ショートの際の利確ターゲットは1.29094であり、そこを抜けると1.27900である。しかし、そのラインで反転せずに、逆にサポートされるようならば、ターゲットを1.31245にしてロングしていく。」と述べており、ショートを狙っていたが反転にも注意していた。
それでは、実際にはどうだったか。

EUR/USD 週足】

EUR/USD 週足 拡大】
陰線引けだが、前回の高値を上回っており、その点において、これまでの傾向と異なる。
前々回、前々回の1つ前の週は、高値も安値も切り下げているが陽線であった。
それでは、何故下落トレンドなったかというと、イタリアショックとキプロス問題が原因である。そのため、EUR圏の問題が更に続くようだと売りが続くが、特に材料がない場合は買い戻されるのではないかと考えている。

EUR/USD 日足】
日足を見ると順調に下落トレンドを形成しているが、以前の安値のターゲット(水平線)が近づいているため、安値ブレークにより大きくショートしていくことは行わずに、ショートする場合でも戻りを狙って丁寧にショートして行きたい。

IMMポジション
EUR売り越し枚数は増えている。増加枚数は前回の増加分ほどではない。
前回の増加分はキプロス問題に起因するものである。
その前の大幅な売り越し枚数の増加はイタリアショックによるものであり、イベントによる大幅下落が2月3月の下落を牽引している。