7月18日時点でのEUR、AUDについて
昨日、7月17日の「バーナンキFRB議長議会証言」は、バーナンキ氏がdovish(ハト派)な発言をして終了した。
BERNANKE SEES HIGHLY ACCOMMODATIVE POLICY IN FORESEEABLE FUTURE
— zerohedge (@zerohedge) July 17, 2013
BERNANKE SAYS FED MAY TAPER QE IN 2013, HALT IT AROUND MID-2014
— zerohedge (@zerohedge) July 17, 2013
Bernanke confirms he has no idea what the economy is doing, so the Fed will continue doing what it does until something changes
— zerohedge (@zerohedge) July 17, 2013
この影響がどれほどのものかは良くわからないが、その時のEURUSDの動きを見るとどっちつかずの乱高下・行って来い。
個人的には、下目線だったEURUSDの揉み合いレンジが1段高となって、EURが意外と強く、ドルは弱いという印象に変わった。
【EURUSD 1時間足】
7月17日のバーナンキ発言までは、結構強気でS目線だったが、立て続けにハトは発言され、しかもEURUSDの動きが1.30〜1.31のレンジから、1.31下値サポートの1.31〜1.32のレンジに収まるような動きをしたため、Sの自信がなくなった。
その上、120日移動平均線と200日移動平均線に安値をサポートされるような動きとなっている。
これは、7月17日のエントリー「EURの動きについて」での、不安要素の1つである。
そのため、S積立のEURUSDは全てクローズした。
とは言え、ここから一気に上昇するような欧州事情でもないし、今回はバーナンキがハト派発言であったが、2014年中頃までにQEを縮小するのであり、いずれEURUSD安になる。(その時まで)じっと様子を見るだけである。
一昨日、昨日と体調不良で基本的に寝ていたけど、#EURUSD が微妙な動きなので一旦全てCL。1.317台のSもCLするのは少し惜しい気もするが、1.307付近のSが、担がれているので、微益でも合算プラスのうちにCLしたほうがいいと判断。下目線で下落の場合は簡単に取り戻せるし。
— graySpace (@graySpace999) July 18, 2013
一方、AUDUSDだが、こちらは下落トレンドラインを上回り、買い転換かとも思われるが、0.93060の水平線を明確に上抜けない限り買いづらいと考えていたため、バーナンキ発言での乱高下時に0.9263でショートした。
#AUDUSD 1時間足。一昨日しかけた指値の0.9263Sと0.9208S保持。月曜日は買い目線だったが、0.9306がレジスタンスとの判断。0.9137のS2と下落TLの交点で一旦反発して、これは芸術的。一見利確点に見えるが迷う。 pic.twitter.com/sSXASC3xQB
— graySpace (@graySpace999) July 18, 2013
「7月15日時点でのAUDについて」で述べたように、AUDUSDは「今の所は、やはり下落目線。
0.96385のラインを下抜けたことで、0.96385〜1.07652のレンジ(レンジ幅0.11267)をブレイクした。そのため、次のターゲットは0.96385-0.11267=0.85118となる。」であり、0.93060を明確に上抜けるまでは買いづらい。
そんなAUDUSDだが、7月18日に重要な分岐点に差し掛かっているように見える。
【AUDUSD 4時間足】
強い米指標だったが、DS2で一旦跳ね返されている。それだけ見ると、AUDが強いような気もするが、再度DS2に向かっているためよくわからない。
【AUDUSD 1時間足】
強い米指標にも関わらず、あまり下押さなかったため、一旦AUDUSDはクローズした。
@graySpace999 #AUDUSD 1時間足。ノーポジ。0.9164TP。迷いのポイント。全てCLして仕切り直し。 pic.twitter.com/FyhQWIBoi2
— graySpace (@graySpace999) July 18, 2013
【EURAUD 4時間足】
こちらは下落しそうでしないEURAUD。
ただ、AUDが弱いというよりは、EURが強いという印象。
市場参加者の興味は、今の所ユーロには無いようだ。