久々のビジネス書

ビジネス書は20代の頃に色々読んで、どの本も同じようなことを書いているので久しく読んでいないが、久しぶりに購入して読んだ。

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

読んだ理由は、この本がこれまで読んだビジネス書と違って特別な事が書いてあるからではなく、原点に立ち返ろうと思ったから。ただそれだけの理由。

メールは直ぐに返せ、仕事を依頼されたらその場で完成形のイメージを確認せよ、5分だけで良いので頼まれた仕事は直ぐに取り掛かれ、etc。たしかに、どれも基本だ。目から鱗のものは何1つない。これまでに読んだビジネス書からも、会社の先輩からも教えられたことばかりだ。

ただ、知っていることと、実践できることは、別次元のこと。
私は殆ど全て知っていることだが、全て実践できているかといえば、違う。
特に、2年前から今まで、忙しさに負け、実践とかどうでもいい状態だった。今も少し様子がおかしい。

正直、全てリセットしたい気分ではあるが、当然ながらそれは無理。
それならば、せめて原点に戻ろうと思い、手始めの1つとして、この本を取った。

何事もそうだと思うが、自然科学を志していた身としては、特に基本が大切だと考えている。具体的に、「基本」とは何かを挙げろと言われれば難しいことが多いが、算数を例に取って言えば、四則演算のようなものだろう。

まぁ、それが何かが分からないから苦労するのだが、常に基本を探し続ける意識を持ち続けることを忘れてしまっていたと思う。

だから、出直しの準備として、基本に立ち返ろうと意識している。
そのきっかけの1つとして、本書をとった。