実効為替レート

GBPUSDが下落していて、GBPJPYが上昇していて、USDJPYが上昇している場合、USDJPYが上昇する勢いがGBPUSDが下落する勢いより強いため、結果としてGBPJPYが上昇していると考えられる。
それでは、USDJPYが上昇している場合、USDが買われている影響が強いのか、JPYが売られている影響が強いのか。これを判断するために、実効為替レートがあるようだ。

ここでは、BOEが公表している実効為替レート(effective exchange rates)のデータを元に、GBPとUSDの実効為替レートをグラフ化してみた。

GBPとUSDの実効為替レート】
ピンクがUSD、青がGBP
赤の縦線の箇所では、GBPの実効為替レートはほぼ同水準だが、USDの実効為替レートは上昇している。その結果、GBPUSDは下落している。

【GBPUSD 週足】

【USDの実効為替レート】
現在の主役はドルのように考えられるので、ドルインデックスだけグラフ化してみる。



※)データはBOEの実効為替レートデータから取得する。

BOEのページからのデータ取得方法】