2802 味の素@東証1部 が冴えない

今日もネタがないので、単に所感をメモ。

「2802 味の素」が冴えない。
ドル円相場が強く、連れて日経・TOPIXも強いのに、上昇気配が全く感じられない。
2016年7月29日にここ3ヶ月での高値を付けてから一本調子に下落している。

2016年7月28日のザラ場に2つのニュースが出ている。
以下は、kabutanからの引用。

味の素、4-6月期(1Q)経常は9%減益で着地

味の素 <2802> が7月28日後場(14:00)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比8.8%減の230億円に減ったが、通期計画の916億円に対する進捗率は25.2%となり、5年平均の25.5%とほぼ同水準だった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の7.9%→7.8%とほぼ横ばいだった。

味の素が後場上げ幅を拡大、発行済み株数の2.03%に相当する自社株を消却

味の素<2802>が後場上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、消却前発行済み株数の2.03%に相当する1189万9300株の自社株を8月9日付で消却すると発表しており、需給面への好影響を期待した買いが入っている。

 同時に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算は、売上高2629億1800万円(前年同期比9.9%減)、営業利益205億5100万円(同11.4%減)、純利益137億7600万円(同57.1%減)だった。為替の影響で海外調味料・加工食品が減収となったほか、動物栄養製品が大きく落ち込んだ。また、医薬事業の再編でEAファーマが連結子会社から持ち分法適用会社となったことも響いた。

 なお、17年3月期通期業績予想は、売上高1兆1860億円(前期比0.2%増)、営業利益910億円(同0.1%増)、純利益510億円(同19.6%減)の従来予想を据え置いている。

1つ目のニュースはネガティブ、2つ目のニュースはポジティブかと思っていた。
自己株式の「処分」ではなく「消却」なので、PER(株価/1株あたり純利益)が(1株あたり純利益の増加に寄って)下がる可能性が低いと思ったので。
実際はそんなことなかった。勿論、一瞬買われたので、高値をつけてから下落となったわけだが。
※)ちなみに、自己株式の処分の場合は、自己株式を第3者に売却することになるので、「1株あたり純利益=純利益/(発行済株式数-自己株式数)」の分母が増加し、1株あたり純利益は減少する。PERは増加するというのが単純な理屈。実際は、そう簡単にはいかないw。

こういうところも、よーわからんわな。こじつけるなら、「Sell the fact」だが、あほかと言われるわwww。売り継続の理由は今も分からんw。