MT4学習メモ 〜 iCustomでカスタムインディケータの値を取得する

iCustomを使用してEAを作成しているのだが、毎日EAを作成している時間もないので直ぐに忘れてしまう。引数をメモしておく。

iCustom(通貨ペア名、タイムフレーム、インディケータ名、パラメータ設定、ライン番号、シフト数)

通貨ペア名、タイムフレーム、インディケータ名は説明がなくとも思い出せる。
パラメータ設定とは、インディケータで設定可能なパラメータのことで、可変引数となっている。
ライン番号とは、インディケータで複数のラインを引くことが出来る場合、ラインを特定するための番号である。例えば、Bandsインディケータの場合、ライン番号が1であれば上バンド、ライン番号が0であれば中心バンド、ライン番号が2であれば下バンドとなる。

例えば、ボリンジャーバンドの上バンドの値を取得する場合は下記のように書く。

iCustom(NULL,0,"Bands",20,0,2,1,1)

ここでは、通貨ペア名をNULLとして、EAを適用した通貨ペアを取得するようにしている。タイムフレームは0として、EAを適用したチャートの時間としている(15分足なら15分足のバンドで計算、4時間足なら4時間足のバンドで計算)。
インディケータ名はBandsである。この名前のインディケータが「MT4インストールフォルダ\experts\indicators」にコンパイル済で格納されている必要がある。
パラメータは20,0,2であり、それぞれボリンジャーバンドの期間、ボリンジャーバンドを右にシフトする設定、標準偏差の設定に対応している。
ライン番号は1を指定しており、上バンドに対応する。
シフト数は1を指定しており、1本前のバーに対応するバンドの値となっている。