Metatrader4 Build610

久しぶりにMT4を別PCにインストールしようと思い、ダウンロード。作成済みの資源(expertsフォルダやtemplatesフォルダ)をインストールしようと思ったら見当たらない。

おかしいと思ってバージョンを確認すると、Build610だった。2月14日にリリースされたようだ。なんとも言えない遅ればせながらのバレンタイン。

移行元のMT4はBuild509なので、フォルダ構成が違う。

フォルダの用途 MT4 Build509 MT4 Build610
EA用のフォルダ MT4インストールフォルダ\expers MT4インストールフォルダ\MQL4\Experts
Indicator用のフォルダ MT4インストールフォルダ\experts\indicators MT4インストールフォルダ\MQL4\Experts\Indicators
Includeファイル用のフォルダ MT4インストールフォルダ\expetrs\include MT4インストールフォルダ\MQL4\Experts\Include
Library用のフォルダ MT4インストールフォルダ\experts\libraries MT4インストールフォルダ\MQL4\Experts\Libraries
Scripts用のフォルダ MT4インストールフォルダ\experts\scripts MT4インストールフォルダ\MQL4\Experts\Scripts

どうやらMQL4関連のフォルダを「MQL4」というフォルダに纏めたようだ。
しかし、Build509では存在したexperts\filesフォルダやexperts\logsフォルダが見当たらない・・・。
とりあえず、インジケータやEAを上記フォルダに格納したが、MT4を起動しても格納したはずのインジケータが見当たらない!

理由が分からずに、調べていたら、zai fxが特集やっていてくれた。

これによると、ビルド600系でEAやカスタム・インディケーター、定型チャートのファイルをインストールするときは、MT4の「ファイル」メニューから、この「データフォルダを開く」を選択するようだ。

すると「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal\0CEBDD4FA29F7CB66AE11A7E046A662B\MQL4」といったランダムな文字列が割り当てられたフォルダにEAが格納されていることがわかる。