ようやくトレンドが出てきたか? 〜 上昇トレンド発生への期待
前回「高寄りすることは分かっていたが 〜 高すぎました!」では、次のように予想を外した。
本日寄り付き前は、昨日ナイトセッションの終値が16080に対して、CMEが16230と高かったため、本日デイセッションは高く寄り付くことを想定していた。つまり、16340で売りたいと考えていた。
しかし・・・。
寄付きが16330だった。流石にここまで高く寄ると、幾ら16340で売りたいとの方針でもやらない。こういう時、やるならキャンセルして落ち始めるまで待つ。
今日ははずした。結果論だけ言えば、引けが16260なので、16340で売れば+80だが、そういうものではない。
先物デイセッションは想定以上に高く寄った。
そして、先物デイセッションの引けは、売りたかった16340より下の16260だったがその値幅は僅か80円。つまり、15700を下値目処と考えていた週の最終営業日のデイセッション終値が15700から+560円で終えたのだ。そのような状況下、ナイトセッションまでの為替(ドル円)を見て次のように述べた。
ドル円は上昇トレンドにはなっていないし、先物も同じ。ただ、なんとなく上がりそうな感じなので、やはり下では拾って行きたい気がする。わからんけど。
もっと言うと、ドル円なら112.5で拾えるか。そこが高いというなら、112.2まで引きつけてから押し目を買えるか。そして、113.3を目指してくれるか。
結果、112.5付近が押し目だった。
先物もナイトセッションでは、下をデイセッションの終値16260付近として16540まで上昇した。
今週の下値目処は16100付近であり、先週の15700、先々週の15500から上げてきた。ジリ高である。
確かに、G20を終え、次のような不安材料もある。
日本が通貨の懸念材料に浮上、中国ではなく−G20財務相会議 https://t.co/Jyj29kEUqa pic.twitter.com/WNGPj5vHKn
— 岡三マン (@okasanman) 2016年2月27日
また、1月末から2月にかけて、上も重いが、下も固い、いわば膠着状態だったと思う。
しかし、下値の目処は徐々にあがってきているので、テクニカルに従ってこれまで通り、下値目処付近では下を拾う方針(押し目買い)で臨みたい。