(続2)テクニカル分析とは・・・・。

(続1)テクニカル分析とは・・・・。の続き。

下落トレンドレンジのレジスタンスラインで一度反転したが、思うように下落が進まず、23時半から上昇していた局面。
レジスタンスラインで下落を開始したから、目指すべきはサポートラインだと考えているわけで、それに反して反転して上昇し始めた場合、下がらないのではないかという恐怖にかられる。事実、170.41からは反転して上昇しているのだ。

戻っているなら素直にロングで付いていくべき。少なくとも売りたいと思うポイントまではロングで付いていくべき。付いていくのが嫌なら、売りたいポイントに指値を置いて待つことが大切。

Q.素直にロングできない。なぜだろう。
A.当初の下落の考えが脳裏にあるから。自分の思い通りの方向に相場が動くと思いたいだけ。動きに自然に付いていくことが大切。
Q.何故、上昇が続くと考えられるのか?
A.今のレベルでは分からない。ただ、そういう傾向が続くことを経験的に感じているから。
Q.「経験的」であるならば、それはテクニカル分析と言えるのか?
A.言えないと思う。

Q.どうしても売りたい場合はどうすればよいのか?
A.目的は売ることですか?利益を得ることですか?
Q.利益を得ること。
A.それなら買いましょう。それでも売りたい場合は、買いのターンが終わるまで待ちましょう。

今回の相場の場合、170.41からの反転上昇によって売りのポイントまで上昇したが、売りポイントでダブルトップを形成して下落した。
売りたい場合、待つことが大切だったということ。

さて、ダブルトップを形成して下落したGBPJPYだが、ダブルトップを形成するかどうかは、事前には絶対に分からない。つまり、ダブルトップだから売りであるという判断は、あてにならない。もしくは、単なる後付の理由、自分の間違いを正当化するためだけのものだと思っている。
仮にその判断があてになる場合、図の局面から下落すると判断できるはずだが、果たしてそれは本当だろうか?これを確かめるにはテストをするしかないが、これこそがテクニカルな分析、つまりテクニカル分析だと思う。

ところで、上の図に、2本の赤い線を加えてみた。

上の赤い線が、ダブルトップを形成した箇所のライン(一昨日に売りたいと思っていたポイント)。下の赤い線が、一昨日に一時上昇したポイントに水平に引いた線。
これを見ると、丁度2013年12月24日の窓開け上昇ポイントの、窓の上と下のポイントと一致する。これはタマタマだろうか?
これが偶然か否かを調べることがテクニカル分析だと思う。

それでは、仮に、これが偶然ではなかった場合、どのような理由が考えられるだろうか。日々、このようなことを考えていきたい。