7月3日の海外株式・債券・為替・商品市場 ~ bloombergより

ここ1ヶ月ほど、blogの更新ができていない。トレードも中長期スパン(1週間以上〜1ヶ月)でのポジション保持としているため、トレード回数およびtweet数も少なめ。単純に仕事疲れなのだが、甘えでしかない。ただ、精神状態が悪いときにトレードをすると、冷静になれずに損をする傾向があるので、バランスが難しい。
また、チャートもIMMポジションも、チェックはしているが、blogへ載せておかないと、後で見直せないのであまりよろしくない。
そんな状況で、昨日もすごく動いたわけだが、保持していたのはEUR/USDのショートのみ。
昨日7月3日に1.2920くらいまで下げてから、1.30台まで戻して現在の7月4日10時を向かえているときに、このエントリーを書いている。
昨晩0時過ぎに帰宅したころにはすでに、Londonフィックスでの買いにより1.30台まで戻していたが、ここ数週間のEUR/USDに対する姿勢は、戻ったら売る(戻り売り)なので、特に深く考えずにDS1からDPまで戻ったあたりで、更に売りを入れた。
ただ、なぜ下がったのかの背景を知りたい願望があるので、下記bloombergの記事を読んでいる。
この中から幾つか気になるポイントだけを箇条書きで抜き出しておく。
チャートもあわせて載せられれば良いのだが、残念ながらチャートを見られない環境からのエントリーなので割愛する。

●USD:経済指標が改善。経済指標が発表される前は下落だったが、発表後は上昇。

・新規失業保険申請件数↓(改善)

・ADP雇用統計↑(改善)


・ISM非製造業指数↓(悪化)

貿易赤字↑(悪化)

●YEN:円は主要通貨の大半に対して上昇。
EUR:閣僚2人の辞任を受けてポルトガル国債が急落したことを手掛かりに、欧州ソブリン債危機の再燃が懸念された。
・イタリアPMI↓(悪化)

・フランスPMI↑(改善)・ドイツPMI↓(悪化)

・EURO総合↓(悪化)

ポルトガル10年債利回り↑(金利↓)


GBP
・ポンドは上昇。経済指標で英国のサービス業活動の拡大が示されたことが背景。
・ポンドは主要16通貨全てに対して上昇。今週発表された経済指標では、6月の製造業活動の指数が約2年ぶり高水準だったほか、建設業の指数も活動の拡大を示した。
●AUD:オーストラリア・ドルは下落。豪準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁が、経済が通貨の下落を必要としているなら恐らくそうなると発言したことが材料視された。

政策金利(2.75据え置き)

●米国株:反発、雇用関連の統計を好感−エジプト、ポルトガルを注視

●米10年債利回り
米証券業金融市場協会(SIFMA)の勧告により、この日は午後2時までの短縮取引となった。4日は米独立記念日のため休場。
10年債利回りは6月24日に2.66%と、2011年8月以来の高水準を付けて以降、低下している。
→6月は利回りが天井もしくは大底となる傾向がある。6月に利回りが天井をつけて反転したとすれば、7月以降の方向性がこれで定まったことになるかと個人的に考えている。

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(その他)
●エジプト動向
有事だろうが、為替への影響はよく分からない。

ポルトガル