7月3日の海外株式・債券・為替・商品市場 ~ bloombergより
ここ1ヶ月ほど、blogの更新ができていない。トレードも中長期スパン(1週間以上〜1ヶ月)でのポジション保持としているため、トレード回数およびtweet数も少なめ。単純に仕事疲れなのだが、甘えでしかない。ただ、精神状態が悪いときにトレードをすると、冷静になれずに損をする傾向があるので、バランスが難しい。
また、チャートもIMMポジションも、チェックはしているが、blogへ載せておかないと、後で見直せないのであまりよろしくない。
そんな状況で、昨日もすごく動いたわけだが、保持していたのはEUR/USDのショートのみ。
昨日7月3日に1.2920くらいまで下げてから、1.30台まで戻して現在の7月4日10時を向かえているときに、このエントリーを書いている。
昨晩0時過ぎに帰宅したころにはすでに、Londonフィックスでの買いにより1.30台まで戻していたが、ここ数週間のEUR/USDに対する姿勢は、戻ったら売る(戻り売り)なので、特に深く考えずにDS1からDPまで戻ったあたりで、更に売りを入れた。
ただ、なぜ下がったのかの背景を知りたい願望があるので、下記bloombergの記事を読んでいる。
この中から幾つか気になるポイントだけを箇条書きで抜き出しておく。
チャートもあわせて載せられれば良いのだが、残念ながらチャートを見られない環境からのエントリーなので割愛する。
7月3日の海外株式・債券・為替・商品市場 - Bloomberg http://t.co/LuwwAIyrKG
— graySpace (@graySpace999) July 4, 2013
●USD:経済指標が改善。経済指標が発表される前は下落だったが、発表後は上昇。
・新規失業保険申請件数↓(改善)
21:30発表 ・新規失業保険申請件数 34.3万件(予想 34.5万件・前回 34.6万件) ・5月米貿易収支 -450億USD(予想 -401億USD・前回 -403億USD) ・5月カナダ国際商品貿易 -3.0億CAD(予想 -7.0億CAD・前回 -5.7億CAD)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
・ADP雇用統計↑(改善)
21:15発表 ・6月米ADP雇用統計 18.8万人(予想 16.0万人・前回 13.5万人)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
・ISM非製造業指数↓(悪化)
23:00発表 ・6月米ISM非製造業景況指数 52.2(予想 54.0・前回 53.7)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
・貿易赤字↑(悪化)
米貿易赤字は、前月比+12.1%の450億2700万ドルと拡大し、伸び率が2011年5月以来2年ぶりの大きさとなりました。輸出総額が-0.3%と伸び悩んだ半面、輸入総額が+1.9%と昨年3月以来1年2ヵ月ぶりの高水準となり、貿易赤字全体の伸び率が拡大となりました。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
●YEN:円は主要通貨の大半に対して上昇。
●EUR:閣僚2人の辞任を受けてポルトガル国債が急落したことを手掛かりに、欧州ソブリン債危機の再燃が懸念された。
・イタリアPMI↓(悪化)
・フランスPMI↑(改善)イタリア 非製造業PMI-6月 結果 45.8 前回 46.5 予想 47.0
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
・ドイツPMI↓(悪化)フランス 非製造業PMI-6月 結果47.2 前回 46.5 予想 46.5
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
ドイツ 非製造業PMI-6月 結果 50.4 前回 51.3 予想 51.3
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
・EURO総合↓(悪化)
欧州 総合PMI-6月 結果 48.7 前回 48.9 予想 48.9 非製造業PMI-6月 結果 48.3 前回 48.6 予想 48.6
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
ポルトガル10年債利回りが昨年11月27日以来となる8%台に上昇。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
●GBP:
・ポンドは上昇。経済指標で英国のサービス業活動の拡大が示されたことが背景。
・ポンドは主要16通貨全てに対して上昇。今週発表された経済指標では、6月の製造業活動の指数が約2年ぶり高水準だったほか、建設業の指数も活動の拡大を示した。
●AUD:オーストラリア・ドルは下落。豪準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁が、経済が通貨の下落を必要としているなら恐らくそうなると発言したことが材料視された。
豪中銀総裁「投資ブームの下降局面が困難をもたらす 」「豪ドル相場は豪経済の多くの部分にとって高過ぎた」「鉱業以外の投資や住宅建設に弾みつく公算」「豪ドル下落が経済を支援する可能性」
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
豪・ボーウェン財務相「豪ドルは過去数週間に下落」「豪ドル安は一部の産業に若干の利益」
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 2, 2013
・政策金利(2.75据え置き)豪中銀「豪ドルが一段と下落する可能性もある」「豪ドル安、経済のリバランスに寄与する」「最近のデータ、豪経済の成長がトレンドをやや下回っていることを確認」「政策は当面適切」「労働コストの伸びは鈍化している」
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 2, 2013
豪州 政策金利-7/2 結果 2.75% 前回 2.75% 予想 2.75%
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 2, 2013
●米国株:反発、雇用関連の統計を好感−エジプト、ポルトガルを注視
●米10年債利回り
米証券業金融市場協会(SIFMA)の勧告により、この日は午後2時までの短縮取引となった。4日は米独立記念日のため休場。
10年債利回りは6月24日に2.66%と、2011年8月以来の高水準を付けて以降、低下している。
→6月は利回りが天井もしくは大底となる傾向がある。6月に利回りが天井をつけて反転したとすれば、7月以降の方向性がこれで定まったことになるかと個人的に考えている。
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(その他)
●エジプト動向
有事だろうが、為替への影響はよく分からない。
エジプト軍が国営テレビ局のビルを占拠〜スカイニュース
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013
エジプトのシシ国防相、軍幹部と声明を読み上げ〜「国民は軍政を求めているのではないと軍は認識」、「大統領は和解への申し出を拒否した」、「憲法の停止」、「早期に大統領選挙を実施へ」、「憲法裁判所が政権移行を担う」、「実務者政権を発足へ」
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) July 3, 2013