2013年9月5日 これまでの反省と、ECB・政策金利発表(現行 0.50%)およびドラギECB総裁記者会見でのEURUSD

前回「8月10日 EURUSDはトップアウトせずに、このまま上昇し続けるのか?」の更新から1ヶ月ぶりの更新。

前回の更新時は、中々トップアウトせずに、下落しては反発することの繰り返しのEURUSDに苛立ちすら覚えていた。それから1ヶ月後の今は、トップアウトして既に下落局面に入っている。そして、2013年9月5日のドラギ会見で1段下げ。

今回のエントリーでは、EURUSDがトップアウトしなかったテクニカル的な理由とトレードの反省、今回のドラギ発言での下落について纏める

上昇したら売ることを繰り返していたが、エントリーポイントまで戻し、尽く含み益が無くなることの繰り返しを反省。

ところが、8月29日に状況は変わった。これまで反発していた移動平均線のポイントで若干の反発があったものの戻りが鈍く、その後暫く揉んだ後に下落。1.33505を下抜けて、明確な売りシグナルとなった。


ここで一旦反省。

・EURUSDだけがトップアウトせず「上昇したらSする→含み益→リバル→含み益が消える→またSする→含み益→リバル→含み益が消える・・・」を何回も繰り返した。
トップアウトしなかったのは当然で、テクニカル的に上昇TLに支えられており、移動平均線も下抜けていなかったから。リバルのはテクニカル的には当然だった。
EURUSDがトップアウトしないのはおかしいという先入観のため、本来利確すべきポイントに盲目的になってしまっていた(但し、兼業なので利確ポイントでチャートを見ていられないので難しい点はある。これは永遠の課題)。

さて、1.33505を下抜けて、今度こそ安心してSポジを保有し続けることができるようになった。ここからは、一方的に下落。そして、ECB政策金利発表前、およびドラギ会見前日に、いったんテクニカル的に節目にかかり反発。ここはイベント前およびテクニカル的な節目が重なり利確のポイントだった。何もしなかったことは反省に値する。まだ迷いがある。

そして、重要なイベントである、ECB政策金利とドラギ会見。

政策金利は据え置き。これは予想通りで、反応なし。

ドラギ記者会見前にこんな記事が。個人的には内容的に同意するも、この内容を裏切る発言をしないでくれと、願っていたのも事実。

ドラギ会見前のADP雇用統計は悪い結果。これでEURUSD上振れ。

ドラギ総裁が、個人的には当然のことばかりを発言してくれて、EURUSDは下落。

同時に発表された米新規失業保険申請件数は好結果。

そして、23時に発表された「8月ISM非製造業景況指数」も好結果。

ドラギ総裁の会見でEUR安となり、それに加えてADP以外の米指標が好結果であり、EURUSDは下落。
ただ、明日のNFPまで油断できないため、大きく売り増したSポジションは、テクニカル的な節目で、一部を残して短期的に利確した。