2016年11月9日(水)ナイト〜2016年11月10日(木)寄り前 米大統領選トランプ氏の当確後の強烈なBuy the fact

2016年11月9日(水) 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏の当選確実時の相場」では、米大統領選の開票からトランプ当確までの動きを振り返った。

そこで覚えておきたかったのは下記。

今回の米大統領選は、相場の流れも、世論の流れ?もBrexitと面白いほど同じだったと個人的には思っている。
「Act the fact」の典型的なパターンだったかと思う。

ただ、相当な主観が入った見解だが、Brexitの時とは下記が異なると感じていた。

・2016年11月7日(月)の「FBIがクリントン氏に訴追求めない」というニュースで材料出尽くしだと感じたが、Brexitの際は明確な材料出尽くし感は無かった
・トランプが勝つ要素が見当たらなかったわけで、積極的にショートに傾けていく自信はBrexitの時ほど無かった。

結果、開票が進むに連れ想定外?のトランプ優勢が報道されて相場は最終的には大幅に下落したわけだが、トランプ勝利が確定してからの買い戻しがすごかった。翌日寄り付きには全戻しw。これは、全く分からなかった。自分のシナリオには無かった

後付で今後のために考えると理由は下記なのかな?

Brexitの方が不確実性が高かった。
・トランプであろうと、クリントンであろうと、マーケットのプレイヤーにとって米大統領はどちらでも良いw。結局、強国アメリカの大統領が決まっただけ。

ちなみに、プレイヤーとしての私の立場は後者w。

さて、為替の振り返り。
5分足ベース。「2016/11/7 3:10」から「2016/11/10 9:00」まで。
全戻し。12月利上げに向けて?、ドル円は寧ろ大統領選より高い水準?FRBの政策を批判していたトランプは、大統領に就任したらどのような金融政策をしていくのかには興味があるが・・・。今は関係ない(だろう)。

30分足ベース。
Brexitと比較すると大したことないね。

VIX30分足ベース。