WTI原油は上昇再開となるか

2016年10月10日に「ドル高円安でNFP悪化による下げは解消、WTIオイルは上昇継続」でWTIに触れてから久しく触れていなかった(と思う)。

その間に米大統領選は終了し、前評判?とは正反対に大統領はトランプとなった。
2016年11月9日(水) 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏の当選確実時の相場
2016年11月9日(水)ナイト〜2016年11月10日(木)寄り前 米大統領選トランプ氏の当確後の強烈なBuy the fact

化石燃料の開発推進」を掲げたトランプの政策を考えると、オイル株は上昇する見込みがあるかもしれない。

米国債利回りは上昇し、12月利上げ期待からもドル円は強い。
米国10年債金利の上昇により10年債利回りは2016年開始時点まで戻す 〜 米大統領選から2週間はドル円強い相場継続

さて、WTIだが、2016年10月19日に51.97をつけてから続落し、2016年11月14日には42.26を付けたが、そこから反転してきた
52ドルを超えられなかったので上昇トレンドとは言い難くなってきたと考えていたが、下落トレンド転換は42ドルを下に割り込んで39ドルを目指す展開になってきてからと考えていた。

米大統領がトランプになったことによる、11月末開催のOPECへの期待感なのかは不明だが、WTIも45ドル付近でウロウロしていたところから再び上を目指しだしたように見える。ドル高となると原油/ドルのペアは相対的に安くなるが、ドル高以上に原油高となるか。もしくは、ドル安原油高となるか。