ECB後の期待はずれでEUR売り。EURも期待で買われて事実で売られる。

一部抜粋する。

・<フォワドガイダンス巡る決定は全会一致>忍耐強く慎重で、粘り強いというのが総じてこの日の決定のトーンであり、これは全会一致で確認された。そのため、この日の決定は全会一致によるものと言える。
金利に関しても「少なくとも2019年夏まで(現水準にとどまる)」
・長期間にわたり保有債券の償還金の再投資を続けるとの決定は全会一致
・ユーロ圏の成長見通しに対するリスクは引き続きおおむね均衡している。だが、保護主義高まりの脅威など、国際情勢に絡む不透明要因は顕著となってきている。

2017年の期待とは異なり、2019年夏まで現水準にとどまって、再投資付きだから、買う理由はないか・・・。
見通しが大体分かっているFRBに対して、ECBは不透明だったから、ECB前は個人的にもEUR買いに期待していたが、この内容でEUR売り。これ書いている今も下がり続けている。

※)今、KUを計算出来ないので、KUは別途あとで計算する。

この結果は予想できない(できる人もいる?)ので、ECB事前期待で買って事実で売るというのは、今年は多いのかな。
大きな期待でEUR買いだった2017年とは変わり、2018年は年内利上げの可能性が小さいというのはすでに分かっていた話。

だからこそ、ECB発表前は不透明性による期待で買われ、事実で売るっていうパターンが続くのかな。基本は戻り売り狙いということだろうか。
ECB前はEUR買いだったからなぁ。